生地の素朴さと色合いが楽しい、ネパール・マハグチの生地。

今季は、エシカル素材としても注目のヘンプコットンシリーズが新鮮な色展開で登場しました。

ゆったり身幅と、ドルマンスリーブが印象的なシャツ。

肘半分隠れるちょうどいい袖丈でお作りしたため、動きやすさは十分です。

柔らかな落ち感があるので、夏でも涼し気に着ていただけます。

カジュアルシャツとしてだけでなく、特別な日の装いにもオススメな一枚です。

前後差のある裾は、カーブをつけて印象的に仕上げています。

長めの丈でもお尻周りがすっきりと見えるゆるやかな裾ラインにこだわりました。

さりげなくお尻を隠してくれる安心丈です。
長すぎず、短すぎず、どんなボトムスとも合わせやすい丈感にしました。

胸元には小さなポケットが。

シンプルな前面のデザインに、遊び心をプラスしています。

肌馴染みの良いライトパープルは、着こなしの優しい差し色に。
ヘンプコットン生地のシャリ感と相性が良く、スタイリングを軽やかに仕上げてくれます。

ボタンも、ネパールで手づくりされたもの。
バッファロー＝水牛の骨でできたボタンです。

カトマンズ郊外のナイカップという地域に、小さなボタン工房があります。

とてものどかなこの村は、以前デザイナーが訪れたときには、近くのグラウンドで中学生と小学生とヤギが一緒にボールを追いかけていました。

工房はとても小さな場所で、手元の電気くらいしかありません。

現地でボタンの工房というと、これくらいの作業場が一般的だそうです。

一つ一つ形をくりぬき、表面を滑らかにして、飾り模様を彫っていく作業。
職人技がひかる、とても根気のいる手仕事です。

たった数センチの小さなパーツにも、誰かが長く長く続けてきた大切な営みが宿っているのですね。

大麻とコットンの二種類の糸をタテヨコに使用した生地染めの生地。
程よいシャリ感と柔らかさが特徴で、ところどころに入った黒い繊維やネップもナチュラルな雰囲気です。

使い込むほどに出る、味わいある風合いもぜひお楽しみください。

マハグチは、ネパール各地の手工芸生産者に仕事を提供し、世界中にフェアトレード商品を届けているフェアトレードNGOです。
特に、聴覚にハンディを持っていたり、経済的に困窮している女性をマハグチの工房で直接雇用し、衣料品の製造販売をすることで彼女たちの自立をサポートしています。

「フェアトレードとは、お金ではなく人を中心に据えたビジネス。公正な賃金と技術指導を提供できれば、貧しい人々も、自らの人生を切り開くことができる。」という信念をもとに活動しています。

sisamでは9号サイズ、身長158cmの標準体型を基準にして製品作りをしています。

PCモニターや携帯電話の機種・設定によって、商品の色合いや素材感などが実物と異なって見える場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。

sisamの取り扱い品のほとんどは、作り手の家や小さな工房内で手仕事により作られています。

多少のゆがみやきず、不均一さといったものは、天然素材や作り手によって生まれた個性と考えています。
手仕事品の証として、お楽しみいただけましたら幸いです。

ですがフェアトレードの現場において、どこまでを手仕事や天然素材の味として許容できるのかという問いは、常に問題意識として持っています。
ものづくりの技術や設備は年々向上していますが、まだまだ未熟で発展途上にあることも実情です。

ご購入後、商品について気になることがございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。