家族一丸で無農薬・減農薬でお茶と向き合う「副島園」
約500年の歴史がある九州の茶の産地、佐賀県嬉野。ここで家族一丸となって無農薬、減農薬のお茶づくりをされている副島園(そえじまえん)があります。現在4代目の当主、副島仁さんが切り盛りするのは標高300~400mに位置する約3ヘクタールの茶畑。PH調整による土づくりから始まり、化学肥料を極力使わない方法で安全でおいしく健康的なお茶づくりを目指しています。
1990年代、三代目当主の時代に無農薬・減農薬に切り替えようと試みはじめ、安心安全なお茶をお客様に直販する方法を徐々に進めてきました。茶の選別や基準を自分たちで決め、そのお茶の味をお客様に直接伝えたい。現在では全て直販となり、旅館、飲食店、ドイツへの輸出など多くの人々に愛飲されています。
お茶は、人々の日常・非日常分け隔てなく心身に寄り添えるもの、末永く人と人をつなぐものであって欲しいと願いながら、今日も一家相伝のお茶づくりを続けています。
3種類のお茶がございます。煎茶、特上煎茶、半発酵茶の烏龍茶の3種類です。
農薬と化学肥料を限界まで減らして栽培された茶葉の茎の部分を使用した煎茶。茶摘み直前に覆いをしてつくる「かぶせ茶」を使用しています。水色(すいしょく)は葉だけのお茶に比べて淡い色味、爽やかな味と香りがあります。アミノ酸が多く含まれている部位であるため旨みが強いのも特徴。お出汁のような通好みの香りが楽しめる緑茶です。
2021年7月より、「白折」から「煎茶」へ名称が変更となっております。
高冷地の茶畑で減農薬・減化学肥料で栽培された、甘みの強い「さえみどり」を使った特上煎茶。茶の色、甘み、香り、茶葉の形状ともにバランスのとれた上質な緑茶で、来客時のおもてなしや贈答用にもおススメです。
こちらは無農薬の茶葉で作られた烏龍茶です。紅茶が発酵茶、緑茶が無発酵茶という中で、烏龍茶は中間に位置する半発酵茶。発酵度合が15%~80%のものを烏龍茶と言いますが、その発酵の塩梅を決めるのは加工農家の腕の見せどころ。一般的な烏龍茶と比べ、優しい風味と豊かな香りが特徴の烏龍茶です。
2021年7月より、ティーバッグタイプに仕様が変更となったため、より簡単に烏龍茶をお楽しみいただけるようになりました。茶器等を使用する場合にはティーバッグを開けて茶葉の状態で淹れることも可能です。
家族や友人が集まったら、おいしいお茶を淹れたくなります。大切なお客様がいらした時、一人心静かに過ごす時、おいしいお菓子がある時もやはりお茶を淹れたくなります。お茶のある風景とはいつでも和やかで心が穏やかになるひととき。そしてそこには淹れる相手に対する思いやりの心が存在します。誰かのためにお茶を淹れる行為、それは「もてなし」の表現そのものなのです。
おいしいお茶を淹れる極意。それは茶器を温めること、そして淹れるお湯の温度です。使う茶葉によって、淹れるお湯の最適な温度は変わります。一般的に、烏龍茶には沸かしたての熱湯、煎茶には75℃~80℃のお湯が最適と言われています。そして最後の一滴まで注ぎきること。この一滴は「ゴールデンドロップ」といい、お茶のうま味成分がたくさん詰まっています。これで2煎目もおいしくいただけますよ。
時には自分のために丁寧にお茶を淹れてみてはいかがでしょう。自分のためだけの穏やかな時間を味わう。からだと心がリフレッシュするひとつの方法です。
- カテゴリ
- フード・ドリンク > 飲み物・ドリンク > お茶・茶葉
- ブランド
- 副島園
- 内容量
- 煎茶(減農薬・減化学肥料)|100g
※2021年7月より、「白折」から「煎茶」へ名称が変更となりました。
特上煎茶(減農薬・減化学肥料)|100g
烏龍茶(無農薬・無化学肥料)|4g×12P
※2021年7月より、ティーバッグタイプに仕様が変更となりました。
- 生産
- 佐賀県嬉野市
- 保存方法
- 開封前は直射日光を避け冷暗所にて保存、開封後は湿気に注意しお早目にお召し上がりください。
- 賞味期限
- 製造日より約1年
※賞味期限まで1ヶ月以内に近づいているものは販売いたしません。
佐賀県嬉野は銘茶の産地。緑豊かな山間に美しく整備されたお茶畑が広がっています。