Artek｜SIENA　クッションカバー

アルヴァ・アアルトは建築家ですが、後妻との再婚を期に、共にテキスタイルのデザインもするようになりました。こちらの「SIENA」もそのひとつで、1954年にアアルト自身が設計した建築の内装のために自分でデザインしたもの。SIENAという名前は、アアルトが特別な愛好心を持っていたイタリアの地名に由来しているのだとか。
アルヴァ・アアルトは建築家として温もりのある作品を作るモダニスト建築の巨匠と有名で、テキスタイルのデザインにもどこか温もりを感じさせるものがありますよね。

縦長の長方形が均等に並べられており、直線で作られた長方形ではなく1つ1つが手書きのようになっているため、やわらかく温もりのある印象。どこか人間味を感じる雰囲気が親しみを覚えます。
"規則的なパターンでありながらも様々なアイテムに応用し、合わせることができるよう考案された"というこのデザインは、個性の強い家具やデザインの小物などとも自然に溶け込めます。

こちらのSIENAはとても人気で、カーテンやファブリックパネルなどのインテリア雑貨から、ファッション雑貨、キッチン雑貨まで幅広く使用されている万能なデザインとなっています。
ちなみにアアルト邸ではカーテンやピアノカバーに使用されているんですよ。