海ノ向こうコーヒー｜【Dari K】TROPIS（トロピス）シリーズ

DariKさんは、インドネシアのカカオ生産者に栽培・加工の指導を行い、高品質なカカオ豆を生産し適正な価格で直接購入することで、彼らの生活水準の向上にも貢献しています。そして、そのカカオで作る香り高いチョコレートを世に送り出しています。

Dari Kさんと海ノ向こうコーヒーの共通点は、産地に通い、生産者さんと一緒に品質向上に取り組んでいること。

生産者の生活向上にも寄与しながら美味しいチョコレートを届けたいというDari Kさんの想いと同じく、海ノ向こうコーヒーもコーヒーを通じた産地の課題解決に取り組んでいます。

インドネシア語で「トロピカル」を意味する「TROPIS（トロピス）」。

Dari Kさんは気候変動リスクへの対応や農家さんの収入向上のため、カカオ農家さんに換金作物となるフルーツなどを一緒に植える「アグロフォレストリー」を推奨しています。

カカオで培った取り組みをナッツやドライフルーツなど他の作物にも拡大すべく「TROPIS」シリーズは始まりました。

カカオの故郷である南国を感じるドライフルーツや、カカオ豆、自然な甘みのカシューナッツなど様々なラインナップがありますが、今回はその中から3つを海ノ向こうコーヒーで扱わせていただくことになりました。

インドネシアスラウェシ島のカシューナッツは、一般的なカシューナッツより粒がおおきく、たべごたえ十分。「素焼きカシューナッツ」は、素材本来の優しい甘さが特徴で、噛めばかむほどじんわりと甘味が広がります。

Dari Kさんの手がけるカカオを78%使用したちょっぴり大人な味。甘味のあるカシューナッツとほろ苦いチョコレートの相性が良く、カフェオレとの相性も抜群です。

チョコレートの原料のカカオ豆を自家焙煎して作られています。ほどよく酸味のあるカカオの味と、口のなかで噛むとホロホロと崩れる新しい食感が楽しめます。

坂ノ途中が目指しているのは、環境負荷の小さな農業に取り組む人たちを増やすことです。100年先にも、さらにその先の世代にも豊かな土地を残していける、そんな持続可能な農業のかたちをつくりたいと考えています。

坂ノ途中が提携している農家さんは、「ほんとうに美味しい野菜をつくりたい」という気持ち一心で「環境に負荷の少ない農薬・化学肥料に頼らない農業」の道を選んでいます。

土の力を生かし手間ひまかけて育てられた野菜を多くの方が食べてくだることが、農家さんたちの挑戦を支え、培われた技術と経験は次の世代へと伝えられていきます。

私たちを取り巻く環境を大切にしながら、本当においしい野菜をつくり、食べる暮らし。そんな暮らし方の「輪」を広げていくことにも繋がります。