古来より生薬として用いられてきた、アカメガシワと水出し茶をブレンドしました。
アカメガシワは胃腸の働きを整えるとされて、胃腸薬、整腸剤として、樹皮や葉を煎じて服用されてきたそうです。春先の新芽が赤いこと、柏の葉に似ていることから、その名が付きました。

アカメガシワの葉には「マロツシン酸」と呼ばれるポリフェノールがたっぷり。島根県産業技術センターによればポリフェノール濃度は緑茶や赤ワイン以上、優れた抗酸化作用があります。

アカメガシワ葉だけでは飲みにくかったのですが、上水園の水出し茶とブレンドすることで、すっきりとおいしいお茶ができあがりました。また、ポリフェノールは熱によって変質するため、水出し茶がぴったりでした。

爽やかな飲み口も人気で、「これでないと！」という長年のファンがある、上水園の隠れたロングセラーです。

アカメガシワ葉は、島根県中山間地域研究センターの指導に基づいて肥料も農薬も使わず、自然の中で自生するように栽培をしています。

35年以上にわたって農薬を使わず自家茶園で栽培した上水園の茶水出し茶とブレンドすることで自然のチカラをWチャージ。アンチエイジングにうれしいお茶です。

水１Lに１パック入れるだけ、30分ほどで水出しできます。
ポリフェノールは熱によって変質するので、お湯で入れず、水出しでどうぞ。
あたたかいお茶が飲みたい場合は、水出ししてから、人肌くらいにあたためてお楽しみください。

明治29年創業、宮崎県三股町にて三代にわたってお茶づくりをつづけてきました。
霧島山が見える三股町は、清らかな水に恵まれた、自然豊かな土地です。
三代目・上水漸が農薬や化学肥料を使わない、お茶づくりに取り組んで35年以上。
自然の中で自生する、植物本来の力を引き出し、すこやかなおいしさに。
自家茶園の茶葉を使って、栽培から加工、販売まで、自分たちの手で。

「自然とともに、急がず、休まず、怠らず」

これからも、自然のリズムに合わせてお茶づくり。
暮らしの中で、あたりまえに楽しんでもらえますように。