めがねづくりのこびとさんは、めがねのまち福井・鯖江の工場で夜にこっそりめがねを作るこびとさんたちのお話。
これまであまり知られていなかった鯖江の眼鏡づくりを知ることができる、子どもから大人まで楽しめる絵本です。
ボストン型などめがねフレームの種類が名前に付けられています。絵本ではそれぞれの性格の違いが、さりげなくあらわれていて愛着が湧きます。
今回の制作のきっかけは、福井のものづくりの祭典「RENEW2020」にて今年初めて企画された、産地の新たな可能性を探る商品開発プロジェクトRENEW LABORATORY でした。
この企画にて、鯖江の眼鏡製造会社プラスジャックと、福井県でも活躍の場を広げるグラフィックグラフィックデザイナー吉鶴かのこさんが新しいものを生み出すことに。
福井県鯖江市は、今でこそ「めがねのまち鯖江」として広く知られていますが、これまで注目されてきた多くは完成品としての眼鏡であり、眼鏡が実際にどのように作られているのかという背景については語られてきませんでした。
そんな中、
・県内でも珍しい一貫生産体制をとり、めがねづくりの現場を一般公開している、プラスジャック。
・幼少期読んだ絵本に影響を受けて日々デザインに取り組んでいる、デザイナー吉鶴さん。
・子どもの頃からの本好きが高じて趣味で移動図書室を開く、プラスジャック笹本さん。
「鯖江の眼鏡づくりの魅力を多くの人に気軽に楽しく伝えたい」
「以前より絵本作ってみたかった……」
という共通の想いを胸に、笹本さんの文章と吉鶴さんの絵で、夜のプラスジャックの眼鏡工場を舞台に、こびとさんの世界が作りあげられました。2人の絵本に対する想いも魅力の1つです。
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- カテゴリ
- 生活雑貨 > ホビー > 音楽・本・雑誌
- 発行日
- 2020年10月9日発行 初版
- ページ数
- 28ページ (A5横 / 無線綴じ / 表紙のみマットPP加工)
- 発行所
- プラスジャック株式会社
- 監修
- 津田 功順(プラスジャック株式会社)
- 作・文
- 笹本 早夕里(プラスジャック株式会社)
- 絵・デザイン
- 吉鶴 かのこ
- 協力
- 森 一貴 (RENEW実行委員会)