素材と手仕事にこだわって仕上げた、一点モノのクリスマスツリーです
職人が仕立てたちいさなフレームに、手刺繍のツリーを組み合わせたスペシャルアイテムです。
額と布、糸や飾りの組み合わせはすべて一点モノ。
デザイナー本人がひとつひとつ探し歩いたものを使い、丁寧に形にしています。
同じものの再入荷はありません。
冬の一期一会をお楽しみください。
戦後日本で作られた手刷りのブロックプリントは専門店の倉庫に眠っていたものだそうです。
とうもろこしや唐辛子のようなとてもかわいらしい柄がプリントされています。
イングランドの細出のウールでクリスマスツリーを、上品なラメ入りのベージュ糸で星を刺繍しました。
飾りはゴールドの中心に、デッドストックの飾り糸などを使用しています。
淡いグレーの上質なリネンに、白い手紡ぎのウール糸でツリーを刺繍しました。
この糸は制作者の方が羊の毛を刈り取り、洗いをかけ、紡いで染めるまでを一手に行って作ったとても手の込んだもの。
太さや強度に差があるため、美しく刺繍するには技術が必要でもあります。
黄色い星にはラメ糸が混ざっています。
ナチュラルな印象にしたく、オーナメントはウッドビーズを中心に、ところどころキラッと光るパーツを使用しました。
モールに使用したのは、実はフライフィッシングに使用する素材。
とても繊細に光るきれいな素材です。
繊細に織られた濃い森を思わせる色の布は、実は手織り。
インドで丁寧に作られているカディです。
この薄さに、こちらも手紡ぎのウール糸を合わせました。
この糸も、白いツリーと同じ制作者の方が一からお造りになったものです。
薄い布×太い糸は、実はとても技術の必要な組み合わせ。
接着芯などの補強はせず、布を傷めないようにバランスよく刺繍を施しました。
額の彫りが引き立つよう、星は少し小さめに。
小さいけれど撚り込まれたラメ糸がチラチラと輝きます。
パーツはクリアとゴールドをテーマに組み合わせました。
フレームもひとつひとつ手作りです。
額の裏面は塗りが不均一なところもありますが、どこかヴィンテージ感のある手仕事の風合いがとてもステキです。
ぜひ、この愛らしさを感じて頂ける方の元で可愛がっていただけると嬉しいです。
刺繍の裏面も手仕事で縫いとじ、革で留めたものを額にはめこんでいます。
刺繍自体はフレームに固定されていません。
前から押すと外れますので、その点はご了承ください。
気になる方はお手元に届いた後に、額側に画鋲や細出の釘などを打ち込むと、中の刺繍が釘に引っかかって出て来にくくなります。
額にぴったり嵌め込むサイズでお作りしているので、おうちの中で飾る分には全く問題ありません。
また、外れるということは別の用途にも使えるということですので、私自身はこのまま飾って楽しんでいます。
+220円(税込)でオリジナルのかけ紙と古切手などを利用したギフトラッピングを承ります。