ヒラヒラ。パラパラ。ツブツブ。
砕かれたことで、色と中身があらわに。
今まで知っているのとは、まるで違う姿。
あるものは繊維状になったり、あるものは違う色になったり。
あるものはゴツリとしていたり、あるものはフンワリとしていたり。
そんな変化と表情が、面白すぎて素敵すぎて、なんとかこれをお届けしたいと思っていました。
これが、2020年10月のこと。
1年かけてアイデアと制作を進め、やっと皆さまにお届けできることになりました。
定期的に新しい仲間もお出迎えしています。
この度、シルバーデージーとトウガラシが仲間入りしました。
ドライフラワーは、もともと無駄になるものがないもの。
ただ、スワッグや定期便を作成する中で、どうしても束ねることが難しいサイズのものや、経年変化があることでオンラインショップで販売するのは難しいものが増えている現状がありました。
今までも、おためしセットにして活用したり、花屑のドライフラワーとして販売させていただいたりしてきましたが、ご注文が増えるにつれ、それでも余ってしまうように。
そんなドライフラワーを原材料に、今回のキャンドルはお作りしています。
CANDLE MIMOSA 清田 紗樹子さんは、キャンドルをはじめ、ワックスサシェやアクセサリーなどを制作。
岡山でアトリエ兼ショップを構えられています。
この度ご縁があり、制作をお願いさせていただきました。
わたしの意図と土と風の植物園らしさを汲み取っていただき、試行錯誤を繰り返しながら作り上げていただきました。
清田さん、他スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
タグや仕上げのドライフラワー。
最後まで可愛らしく。
タグは鳩目付きのワックスペーパー。
こちらもCANDLE MIMOSAさんが、ペーパーにロウを染み込ませて作った、手づくりのお品。
ひっそりとお花の名前も記載してます。
粉砕する前のドライフラワーをあしらっているので、粉砕しているものとの変化を感じていただけたら。
芯糸は長めになっていますが、火をつける際にはまず5mm程度にカットしてから使用してくださいね。
(燃焼時間 約8時間)
ドライフラワー同様、こちらもひとつひとつ個体差があります。
上の部分がちょっぴり欠けていたりいなかったり、ロウへ色素が染み出ていたりいなかったり。
他にもいろいろ。
その差を愉しんでくださいね。
ボックスもロゴ入りのオリジナル。
箱の四隅をコッパ―色の針金で直角に留める、昔ながらの製法で作られた紙箱です。
こちらも実は熟練した職人さんによってひとつひとつ手作業で作り上げられたもの。
贈りものにもおすすめです。
*芯は5mmほどの長さに切って使用してください。
*連続で1時間以上の使用はお避けください。長時間連続での点灯は外形の崩れに繋がります。
*芯は常に中心に保ってください。中心からずれた場合は火を消してピンセットなどで中心に戻してください。
*キャンドルの底を1cmほど残した状態での使用はやめてください。
*ドライフラワーは自然なもののため個体差があります。
*季節によって仕入れ価格が異なるため、時期によって販売価格を変更させていただく場合があります。
*種類によっては花粉が身体や衣類についてしまい、なかには落ちにくいものもあります。お取り扱いにはご注意ください。
*システムの都合上、販売時差により売り違いが発生し、ご注文いただいても、売り切れの場合がございます。ご了承ください。その際は別途ご連絡させていただきます。
ゆたかな土に育まれた植物がやさしい風に包まれてドライになる。
時間とともに表情を変えていく自然の色と香りの不思議。
ドライフラワーのもつ、たおやかな美しさとしなやかな存在感をもっと暮らしにとり入れて楽しんでほしいー、
そんな想いから土と風の植物園は生まれました。
日常の中に、自然のかたちが存在する豊かさに触れる場所や、きっかけをつくりたいという想いを込めて商品をお届けしています。
静かに時を経て、<生>から<ドライ>へと姿を変えた花たちをひとつひとつ選び、組み合わせるワクワクをたくさんの方と共有できることを願っています。