小さく鮮やかな実が、たわわに。
スパイシーな名前を持つ、ペッパーベリーをたっぷりとあしらったリースです。

ピンク好きにはたまらない、心がぱっと華やぐような、明るくあたたかみのある色味。
初めて見た時は「自然界にこんな素敵な色があるのか」と感動したものです。

ペッパーベリーは、ドライフラワーの定番花材でもあります。
別名をコショウボク(胡椒木)、ペルー胡椒といいます。

こんなに可愛らしい見た目なのに、胡椒？？って思いますよね。
胡椒に似た香りの実をつけることが、その名の由来だそうです。

ペッパーベリーは小さく白い花を咲かせた後に、胡椒のような香りを放つ、つややかなピンク色の小さな実をたくさん付けます。

胡椒じゃないなら食べられないのか。。と思いきや、スープなどの香り付けに良いらしく、海外では料理に使われることもあるそうです。
カルパッチョやサラダに、この可愛らしい実をまぶしても、気分が上がりそうですよね。
今回販売しているものは、食用ではないのでご注意ください。


ひとつの房の中でも、実が鮮やかなもの、くすみがかっているもの、一部がへこんでいるものなど、たくさんの個性が混じった不均一さが魅力。

リースを目にした時も、その個性を感じてほしくて、あえてきっちりと固定させすぎないように仕上げました。

ゆらゆら、ふるふる。
ところどころ揺れる房や、ぴょこんと飛び出た実が可愛い。
このいびつさは、自然の中で花を咲かせ、実をつけていた頃の力強い姿にも通じるものがある気がします。

「熱狂」「情熱」「輝く心を」などの花言葉を持つペッパーベリー。
自宅に飾っても、贈り物にしても、誰かの心を明るく前向きなものにしてくれそうです。

リースとは、花や葉などで作られた輪のこと。
「輪」の終わりのない形は「永遠」の願いや意味が持ち合わせされています。

リースは好きだけど作るのは苦手だな、忙しいから時間が取れないな、という方におすすめです。

ゆたかな土に育まれた植物がやさしい風に包まれてドライになる。
時間とともに表情を変えていく自然の色と香りの不思議。
ドライフラワーのもつ、たおやかな美しさとしなやかな存在感をもっと暮らしにとり入れて楽しんでほしいー、
そんな想いから土と風の植物園は生まれました。

日常の中に、自然のかたちが存在する豊かさに触れる場所や、きっかけをつくりたいという想いを込めて商品をお届けしています。

静かに時を経て、＜生＞から＜ドライ＞へと姿を変えた花たちをひとつひとつ選び、組み合わせるワクワクをたくさんの方と共有できることを願っています。