革製品のケア用品メーカー・TAPIR（タピール）。みつろうなどの天然素材だけを原料にした製品を作り続けている会社です。

石油系オイルや有機溶剤などを含んだ一般的なワックスと比べて人体や環境への負荷が少なく、それに香りもよいので、革のお手入れをより負担なく日々楽しくこなすことができるでしょう。単に天然素材というだけでなく「可能な限り、有機栽培の植物を原料に用いる」といった取り組みもタピールのこだわりのひとつです。

わざわざでは、スタッフにタピール愛用者がいたことをきっかけに取り扱いを始めました。革靴（NAOTなど）を履くスタッフも多いのですが、革靴を長く愛用するために、あわせてオススメしている定番のケア用品です。

レーダーバルサムは表革用で、革に栄養を与えて艶を出すワックスです。植物性原料が使われており、少量でよく伸びるので、ブラシややわらかい布にとって薄く全体に馴染ませるようにしてお使いください。全体に伸ばしたあと、手のひらでマッサージすると効果的です。（お肌が敏感な方にはオススメしません。）

冬場は、白っぽく固まることもありますが、指でこすって柔らかくしてからお使いください。気温が25℃以上になると柔らかくなるため、夏場はかなりの柔らかさになります。保管時は必ず蓋をしっかり閉め、平らな涼しいところに置いてください。

革靴を永く愛用していただくために1番大切なことは、その日の汚れは、その日のうちに落とすこと。ブラシや柔らかい布で汚れを取っていただく。それだけでも靴は長持ちします。

それにプラスして定期的にシューケアで取り入れていきたいのが、栄養を与え艶を出してくれるクリームのワックス、レーダーバルサムです。

指やブラシで全体に塗り込みましたら、30分ほど置いてレーダーバルサムを革に馴染ませます。そこから艶出しブラシなどで磨き上げていくことで、革に油分が補給され靴に艶が出ます。革の保護にもなりますので、大切な靴をより永く愛用していくことができます。

水を含まずに磨くとしっとりとした仕上がりに。水に濡らしたタオルで磨くとより艶が出やすくなります。

タピール発祥のドイツは冬が長く、シューケアは暖かい室内で行われます。その時に室内に漂うタピールのオレンジの香りは、気分をさわやかにしてくれます。

表革以外には使えません。また、少量でよく伸びますので、つけすぎにご注意ください。

揮発性のバルサムオイルが比較的多めなので、中身が小さく硬めになる傾向がありますが、使用には問題ありませんのでぜひ最後までお使いください。また、容器の内側にバルサムオイルが揮発して茶色く付着することがあります。そのままでも問題ありませんが、気になる場合はアルコール等で落とせます。

こちらの商品は、各オンライン店舗間で在庫を共有しております。そのため、ご注文のタイミングによっては他店舗との売り違いで在庫がご用意できない場合がございます。予めご了承くださいませ。（その際は別途メールにてご連絡いたします。）