懐かしい!甘夏の収穫風景
こんにちは!ポカポカと暖かいを通り越して
ちょっと外に出てみたら汗ばむくらいの気候になっていてびっくりした鹿児島からお届けです!
さて、昨年末の12月に収穫した甘夏、そして追熟が早い清見は
来週頭から徐々に出荷作業が始まります。
例年より熟すのが早い分
ちょこちょこ様子を見にって味見をして〜と
おかわり注文をいただけるように
管理をしながら
引き続き感謝価格での販売をしていますので
この機会にぜひ〜!
今日は、懐かしい収穫風景とともにお届けする
甘夏に関するお話
正直、実家がみかん農家の夫と一緒になるまではフルーツ狩りはキュートにいちご狩り程度だった私ですが、ここ数年は末娘の妊娠〜出産でお休みしていた収穫のことに思いを馳せていたところ、懐かしい写真が出てきました。
この時、何を考えていると思いますか?
実はこの年までお手伝いといってもみかんの木の下の方をちぎる「下ちぎり」という手伝いをしていた私が
初めて脚立に乗って「上ちぎり」をすることになった写真がこちらです。
この年になると木に登って何かする経験なんてまぁまずないので
ドキドキしながら収穫しているのがこちらです。
夫は、ブランクがあっても身に染み付いているのでしょう。
サクサクと作業をこなします。
娘たちも私が手伝えない間に
収穫したみかんを受け取ってかごの中で綺麗に傷がつかないように
並べる、その名も
「並べ」
を覚えて(実はこれ私いまだに難しくできません)
昔はただただみかん畑を走り回っていただけだったのに
なんだかんだとお手伝いできることが増えて
両親の助けになる日も増えてきています。
チョキチョキとみかんを収穫していくと斜めかけしている緑のバッグの中にポンポン入れていくのですが
どんどん重くなっていく。
そして重くなってはいくけれど
できる限り重くなるまで収穫しないと何度も登って収穫して
袋に入れて、それをカゴに入れるという作業が増えていく・・・・。
この時期、何百回もハサミで枝をチョキチョキするので
帰宅した頃には
完全に「無」になっていたのが懐かしい思い出です(笑)
みかん農家あるあるで
誰しもこのかごで昼寝をしたことがあるんだとか
あれ〜?いないな〜?と探してみたら寝ていた小さな頃が懐かしいです。
今はもう入らなくなってしまいましたが
その分このカゴにみかんを並べたり
発送時期にはここから段ボールにみかんを詰めたりと
なくてはならないカゴともすっかり仲良しになっておりました。
サコグチ家の甘夏は「紅甘夏」です
通常の甘夏は黄色いと思うのですが
紅甘夏は普通甘夏、通称「ふつ甘夏」とは違う橙色が綺麗な甘夏です。
酸味と苦味があるので、結構な蜜柑好きの人の中では
甘〜いみかんが好きな人からは選ばれないこともあるミカンですが
酸味がある分、長い期間楽しめるのも嬉しいところ。
実だけを綺麗にとって
蜂蜜をにつけて1日冷蔵庫の中でほったらかしておくと
ものすごく絶妙に美味しい贅沢な一品が出来上がります。
この食べ方本当におすすめです。
ミカン大好きっこの娘たちが
この蜂蜜づけを見つけると
すぐに食べ終わってしまうので
冷蔵庫の奥の方に奥の方にちょこんと置いてバレないように
大人用を取っておいたりするほど美味。
よく我が家はこの時期
ジャムにしたい〜と購入してくださる方や
酸味のあるみかん大好き〜と購入してくださる方が多いのですが
私たちのイチオシの食べ方もぜひ挑戦していただけたら嬉しいです。
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イロドリ
夫婦二人でみかん畑の中に「作家さんの器と暮らしにまつわる道具のお店」イロドリをオープンしました。 ※イロドリの名前は、『人生にイロドリを添えるお手伝いがしたい』という想いで名づけました。 全国各地の約70...もっと見る