世界でたったひとつのモノづくり-巻物型ペンケース編-

ストア:nunocoto掲載日:2019/05/14
お気に入りのものを作って余った布、
一目惚れして買った布、ソーイング好きのおうちには、きっとたくさんあると思います。

一般的に、売られている布の幅は110cm。
お洋服をはじめ、好きなものを作ったりすると、その3分の1くらいが、余ります。

この、3分の1にも満たない34cm×34cmでできる布小物の作り方をシリーズでお届けします。

第6回の今回は、くるくるっと巻いてしまえる巻物型ペンケースの作り方。ポケットが6つついているので、用途に合わせて収納できて便利です。
金具を使わずにできるので、ハギレとリボンで簡単に作れます。

巻物型ペンケースの材料

<※仕上がりサイズ:開いた状態でタテ25cm×ヨコ18cm

■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・外布:タテ27cm×ヨコ20cmを1枚
・内布: (本体)タテ27cm×ヨコ20cmを1枚
(ポケット1)タテ26cm×ヨコ20cmを1枚
(ポケット2)タテ14cm×ヨコ20cmを1枚
・接着芯:タテ27cm×ヨコ20cmを1枚
※ ・ベルト:リボンまたはテープなど 70cm程度を1本
※接着芯は薄手のもの。なくでもできますが、あるとしっかりと仕上がります。

巻物型ペンケースの作り方

【作業時間】40分 レベル★☆☆

1.外布の裏に接着芯を貼る

外布の裏に接着芯を合わせて置き、上からアイロンを当てて貼ります。
接着芯を貼るときは温度は中温にして、上から10秒ほど強く押さえつけながら、少しづつ位置をずらしてかけていきます。

2.ポケットを作る

ポケット1とポケット2の布を縦半分に折り、上部の「わ」から1cmのところを縫います。
内布の本体パーツの表にポケット布を重ね、縫い合わせます。
ポケットを3分割するように縫います。
ここでは上まで縫っていますが、ポケット部分のみの縫い合わせでもかまいません。

3.外布と内布を縫い合わせる

内布の表にリボンをのせて、その上に中表で外布をのせます。
この時リボンを仮縫いしておくと、ずれずに仕上げることができます。
はさみ込んだリボンの先以外は、一緒に縫い込んでしまわないようになるべく布の真ん中に寄せておきましょう。
ぬいしろ1cmで周囲をぐるりと縫い合わせます。
ポケット部分をはずして返し口をつけてくださいね。
縫い合わせたら、ぬいしろを0.5cm程に切りそろえ角をカットします。

6.返し口をとじる

表に返して角をきれいに仕上げます。
角をきれいに仕上げる方法は

ぬいしろの始末(見えないとこ・凸編)
https://book.nunocoto.com/sewing_abc/2016092712663/
に詳しく書いてあるのでご参照ください。

返し口にアイロンをかけて折り目をつけたら返し口をまつり縫いでとじます。

巻物型ペンケースが完成!

返し口をとじたら、くるくるっと丸めてリボンの長さを決めます。
文房具を入れると思ったより太くなるので、少し長めにしておくのが良いかもしれません。
これで巻物型ペンケースの完成です。
リボンの色やデザインで、印象ががらっと変わるので、組み合わせを考えるのも楽しいですね。
nunocoto のテキスタイルで、
世界でたったひとつのモノ、作れます。

nunocoto のテキスタイルで、
世界でたったひとつのモノ、作れます。

nunocoto fabricには、現在、500種類以上の布があります。
ここでしか手に入らないオリジナルデザインが豊富です。

nunocoto fabricのハギレセットは、
「北欧」と「小さめ柄」をテーマにした34cm×34cmのハギレがランダムに4種類入っています。

世界でたったひとつのモノづくりに役立てていただけたら幸いです。
ストア紹介

nunocoto

ベビー&キッズのソーイングキット専門店「nunocoto」と、デザイナーズファブリックの通販サイト「nunocoto fabric」です。もっと見る

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