ヴィンテージライクに、今を感じるお洋服たち

ストア:GRANDMA MAMA DAUGHTER掲載日:2020/02/07
こんにちは。

立春の訪れとともに寒波の到来、気候の安定しない季節ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
肺炎などの心配なニュースも流れてきますので、くれぐれもご自愛くださいね。

本日は、普段皆さまにあまりお伝えすることのない、お洋服の裏側、、
わたし達が当たり前に毎日着ているお洋服にまつわるエピソードを、少しお話したいと思います!

今日着ているお洋服が何故そのようにデザインされたのかは、なかなか普段考えることもないですよね。
実はそのデザインは、とっても昔から、少しずつ姿を変えて受け継がれていたりします。
最近では、ビンテージライクなどと表現しますが、そんなお洋服の背景や文脈を知ることで、これまでよりほんの少し、愛着を持って接することも出来るような気がします。

そもそも”ヴィンテージ”って何?

VINTAGEというと、Levi'sのデニムなどでは耳慣れた言葉ではないでしょうか。
古着やヴィンテージがより身近なファッションになり、ヴィンテージライクなデザインも、メゾンだけでなくより一般的なものになったように思います。

では、そもそもVINTAGEって何、という話ですが、

文化的に(それは経済や社会状況と密着な関係ですが)トレンドは30年を一区切りとし、約30年前と似たものが再び巡ってくると言われています。
VINTAGEという定義は様々ですが、この”30年前”より以前のものを指しています。

今ですと、1990年代以前のものをVINTAGEと呼ぶのですね。
(時が経つのはとっても早い...!)
GRANDMA MAMA DAUGHTER(グランマ ママ ドーター)は、元はメンズのデニムブランドKATO'から生まれたこともあり、こうした、ワークからファッションへ「進化」したデニムの普遍的な魅力を表現しています。

GRANDMA MAMA DAUGHTER|デニムジャケット GJ53091W1
GRANDMA MAMA DAUGHTER|デニムジャケット GJ53091W1
26,400円~

ヴィンテージリーバイスのディテールを

ホームベース型のフロントポケットや、V字型の切替えなど、
ヴィンテージリーバイスの3rdをモチーフとしたディテールを盛り込んでいます。

3rdはGジャンの中でもより広く皆さまに認知されている型で、シンプルで癖のない姿が特徴的。
1960年代にリーバイスから発売された、デニムがワークウェアからファッションへと進化するきっかけになったモデルでもあります。

普遍的なデザインでスタイルが良いGジャンは、着こむほどに馴染み愛着がわいていきます。
上から羽織ったステンカラーコートも、昔のバーバリーを思わせる上質な素材とメンズライクなディテールが魅力。

古くからあるスタイルの良さ、ノスタルジックなリーフ柄ワンピース

(BLACK)
(BLACK)
落ち着いたリーフ柄とオープンカラーが上品な印象のワンピースは、とろみのあるゆったりとした生地の動きが素敵な一着。

どこか懐かしさを感じさせるデザインですが、その生地やディテールにも古くからあるスタイルが。
90年代アメリカで見られる、Aラインのワンピースやスカートによく使用されていた、小さな柄のレーヨン生地や、もっと遡れば 1920〜30年代のシルクのドレスなんかにも見られる雰囲気です。

シルクのような上品な光沢感と、繊細さのあるナチュラルなシワ感。当時の女性らしい動きを再現している生地は、現代ではポリエステル100%。
昔のレーヨンはお洗濯が可能でしたが、その扱いやすさもヴィンテージ当時の良さをそのままに、今の時代に沿ったものづくりをしています。
(WHITE)
(WHITE)
シンプルなAラインのシルエットが生地の良さを引き立てる、90年代のトレンドを感じるデザイン。
身体のラインにつかず離れず、ほんのふとした時に現れる控えめな女性らしさ。90年代に台頭するボディコンシャスで個性の強いトレンドとは相反して、こうしたデザインも多く作られていました。

寒い時期にはたっぷりとしたニットや、タートルネックでレイヤードを楽しんで、春には1枚でさらりと楽しみたい。前開きなので、羽織としてパンツスタイルにレイヤードしても素敵ですね。
(GREEN)
(GREEN)

「サイドジップデニム」戦後女性が初めて着用したデニムをモチーフに

もはやお持ちの方もいらっしゃるのでは。
GRANDMA MAMA DAUGHTERストアで好評をいただいている、定番「サイドジップデニム」は、1940〜50年代に生まれた”ランチパンツ”をモチーフに、よりカジュアルにお楽しみいただけるアイテムとして生まれました。

GRANDMA MAMA DAUGHTER|定番 サイドジップ デニムパンツ GP007
GRANDMA MAMA DAUGHTER|定番 サイドジップ デニムパンツ GP007
20,900円~
サイドに付いたジップ・深い股上・柔らかいライトオンスのデニム生地を使用しているのが特徴的。

元々は男性の作業着として着られていたデニムを、女性が履くためのデニムとして1950年代に作られた、「ランチパンツ」をモチーフにしています。

1950年代当時の女性のトレンドといえば、丈の長いサーキュラースカート。
サイドのジップで着脱するスタイルだったので、その当時の女性のファッションに馴染みやすく、デニムを履きなれない女性にも履きやすいようデザインされたと言われています。
他にはない、リアルな色落ち加工も自慢したいポイントです!
(VINTAGE WASH)
(VINTAGE WASH)
当時の着こなしとしては、ジャストからハイウェストで腰回りをぴったりと着用するものでしたが、現代ではもっと自由なスタイルに。

ワンサイズアップを選択すれば、股上の深さを活かしてサルエルのような なんともかわいらしいたっぷりとしたシルエットもお楽しみいただけます。

VINTAGE WASHとONE WASHの2タイプをご用意しています。
(ONE WASH)
(ONE WASH)
いかがでしたでしょうか。

2020春夏もGRANDMA MAMA DAUGHTERでは、古きを感じながら今を楽しむアイテムを毎週ご紹介していきます。
皆さま是非、ストアをご覧くださいね。

そしてそして、立春とともに、そろそろ入学式や卒業式のシーズンですね。
GRANDMA MAMA DAUGHTERでは、来週2月14日(金)より、ちょっとかしこまった場から普段のお出かけまで幅広く対応してくれる、オケージョンスタイルを展開する予定です!
こちらもお楽しみになさってくださいね。
ストア紹介

GRANDMA MAMA DAUGHTER

シンプルでさりげなく。時には可愛らしく。 祖母から母へ、そして娘へ、思い出と一緒に受け継がれていくような服をつくりたい、そんな思いをこめて作った「グランマ ママ ドーター」 色あせない可愛らしさと、懐...もっと見る