普遍的でクラシカルなアアルトの名作を、haluta オリジナルカラーの「ペールグレー」で現代生活に寄り添うようにアップデートして登場です。

柔らかく落ち着いた印象の色合いは、これから向かう春の季節にぴったりです。自然素材の木材のあたたかさと魅力の詰まったアアルトの家具。毎日使うものだからこそデザインだけでなく、使用感にもこだわり、そして長く愛するものでありたいですね。

今回は、新たにhalutaオリジナルカラーでおとどけするテーブルと椅子のご紹介です。

テーブルの天板、椅子の座面ともに仕上げ材に”リノリウム”を使用しています。リノリウムとは天然色素からできた塗料で、環境にやさしく、抗菌性に強いとされています。近年では日本でもエコロジーの観点からも注目され、家具の仕上げ材として使用されることも増えおり、変色しやすく、変化しやすいので、使用年数と比例し人それぞれの暮らしが家具の表情として反映されます。

テーブルは直径75cm、3本脚なので女性一人でもコンパクトに持ち運びやすいサイズ感です。
一人用のデスク、ダイニングのサイドテーブルとして、リビングや寝室などの隅に寄せて少しくつろげるスペースにもなります。”今日はここに”とお気に入りのスペース作りにも活躍しそうですね。

背中に沿うように取り付けられた背板は、曲線が美しくくりぬかれ、座った時に程よくしなります。窮屈さがないつくりは背中をやさしくサポートしてくれます。
ダイニングチェアやデスクチェアとして、また玄関周りや寝室の枕元にあっても物置きとして使うことのできる便利なサイズです。ブランケットや本を置いておくにも丁度よいサイズ感ですね。

シンプルな作りながらも、北欧デザインらしい「意匠」と「実用性」がしっかりと両立する佇まいは、普遍的なデザインとして多くの人に親しまれて続けています。
ヴィンテージ家具は、それまでの使われてきた歴史が刻まれ風合いとなり存在しています。今、新しく作られ迎えた家具たちは、これから使う人の暮らしに寄り添い、色となり表情となってゆきます。これから共に過ごし、その先の20年後、30年後がとても楽しみです。そして、後のヴィンテージ家具となってゆくのです。
是非、そんな視点でお家に迎える家具を選んでみてはどうでしょうか。

※詳しい商品説明につきましては、各商品ページをご覧ください。

最後に余談ではありますが、、、

先日、久しぶりに「かもめ食堂」を観ました。フィンランドのヘルシンキを舞台にした映画。ゆったりとした日常と食を通しての交流が繰り広げられ、個人的に大好きな映画で何十回と観ています。
舞台となる食堂は、アアルトのテーブルと椅子が並べられています。ここに登場する日本かぶれの男の子がいつも座るその席がまさに今回紹介している、90Bテーブルと66チェアです。統一された家具が、空間をすっきりとシンプルにまとまってみせてくれています。素敵な空間です。
ちなみに私は、久しぶりに観た翌日に子供たちと一緒にシナモンロールを作りました〇


1月最後の週末。
皆さまにとってのんびりと過ごせる週末でありますように。