三重の土から造られる拓器 (せっき)と呼ばれる焼き物。　

拓器は吸水性のない硬い器で、ヨーロッパではストーンウェアと言われる非常に硬い器です。　

水分を吸水しにくいので、繰り返し料理をしてもにおいが付きにくく、清潔にご使用が出来ます。　

非常に固く丈夫なこの器は、電子レンジ・オーブン・食器洗浄機にも対応しています。　

どんなお料理にも合う定番カラーで、使い方は多様に広がりそうです。

■グレー(無釉)
土肌そのままを活かしているため油シミがつきやすいですが、タワシなどで擦ると綺麗になります。 メタルマークはつきにくく、使い込む程に経年変化し全体的に色が濃く味わい深い表情になります。

シミが気になる方は、上記の記載のとおり油通しを行ってください。また水の成分によってシミができる場合がありますが、メラミンスポンジで擦ると綺麗になります。土に含まれるミネラル成分によって茶色味が強く出る場合がございます。

その他、釉薬ムラ、濃淡、黒点、気泡のようなものが見られることがあり、一点一点表情に個体差がございます。器の個性としてお楽しみください。

■黒 (黒釉薬)
鉄分の多い釉薬を使用しており、料理の油分で器自体の色が濃く(黒っぽく)なる特徴がございます。

使い始めは指紋や油シミが目立ちますが使い込む程に全体が味わい深い表情に変化し、シミも目立ちにくくなります。マットな釉薬ですのでメタルマークがつきます。

シミが気になる方は、使用前にキッチンペーパーに油を取り皿表面に塗り、洗ってからお使いいただくと馴染みやすくなります。（油通し）

同じ釉薬でも焼成時、窯内の場所や温度によって仕上がりの色・表情に個体差が生じます。

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