1919年ドイツのワイマールに設立された「Bauhaus(バウハウス)」。写真、美術、デザイン、工芸、建築といった、造形に関するさまざまな教育を行ったドイツの芸術学校です。

バウハウスはドイツ語で「建築の家」を意味し、「すべての造形活動の最終目的は建築である」という理念のもと、すべての芸術の統合を目指す革新的な教育システムを確立していきました。

画家のカンディンスキーやパウル・クレー、陶芸のシュレンマー等、錚々たる才能を集い、1932年に閉鎖された後も、その理念は近代の芸術・デザインにおける運動として歴史の中に一つの大きな形を創りあげています。

建築、家具、グラフィックなど様々な分野で、バウハウスのデザインは現代も多くの人々に愛されています。

こちらの『Composition with Red, Blue and Yellow』は、新造形主義運動の中心人物であったオランダの画家、ピエト・モンドリアンが1930年に描いた作品。

黒を基調とした太い筆致で、色で長方形の境界線が描かれています。タイトルの通り、黒と白以外に使われている色は赤、青、黄色だけ。

ラマー大学美術史准教授のステファニー・チャドウィック博士は、「モンドリアンは、『Composition with Red, Blue and Yellow』は、関係性のある反対色、非対称性、純粋な色面へのこだわりを示している」と述べています。

モンドリアンはこの絵を、バランスとダイナミックな力の両方を意味するコントラストの調和として構成しました。

紙質は半光沢加工のプレミアム紙を採用し、最高品質のインクで印刷。耐久検証でも長期間、品質を落とさずに色や質を保つことができる耐久性の高さが証明されています。

フレームは10mmの枠の細いものを採用し、壁にかけても、そのまま置くだけでもインテリアにセンス良く馴染みます。