入浴で得られる健康効果は様々です。それを高める入浴剤も選ぶのが大変なほどあります。しかし、期待した効果を感じにくかったということも多いかもしれません。

でも、漢方薬の老舗「亀田利三郎薬舗」が作る「天然漢方の入浴剤」は違います。生薬だけを原料としているから、使えば天然生薬の力をダイレクトに感じることができるのが特徴です。

ルーツを辿ると中国の清時代にまで遡ることになる漢方薬があります。それが、「赤井筒薬 亀田六神丸」。古くから家庭薬として愛されてきました。「天然漢方の入浴剤」は、そんな歴史ある漢方薬だけを作り続けてきた100年越えの老舗、「亀田利三郎薬舗」が100年振りに生んだ新商品です。

一般的な入浴剤との大きな違いは、薬の原料となる生薬だけを贅沢に使っているという点。肌が敏感で合う入浴剤がなかなか見つからないという方や、ケミカルな成分を含まないものを選びたいという方にも安心してお使いいただけます。

「入浴剤を使うと香りや色で雰囲気は楽しめるけど、疲労回復や冷えの改善といった期待する効果があるかはどうもはっきりしない」こんな風に感じることはないでしょうか？生薬をそのままパックしたこちらはダイレクトに効能を実感できるから、こうした微妙な感想を抱かせません。

天然生薬の力を十分に感じ、楽しんでいただきたい為、商品は不織布の中に生薬を入れただけの非常にシンプルなスタイルです。ご使用の際はビニールから取り出し、不織布の袋のまま湯を張り始めるタイミングで浴槽に入れてください。2時間ほど湯船につけておくとより効果的。玄武ゆと朱雀ゆの2種類は、初回と比べ香りは少々落ちますが翌日もう1度使うことができます。

「勾陳ゆ」は、女性のための入浴剤。勾陳(こうちん)とは、五行では「土神」、十二支では「辰」。京の中心を守護し、玄武・朱雀・青龍・白虎の四聖獣の中心を司るとされており、そこから亀田利三郎薬舗が作る5番目の入浴剤の名前に選ばれました。

亀田さんご自身が、過去に培われた漢方に関する知識を総動員し、実際に何度も試作品で入浴しては再調合、というプロセスを繰り返して完成した一品。なかでも、とりわけ女性のために作られたもので、沈香(ジンコウ)という大変上等な生薬が使われています。これは昔から位の高い人が用いるお香に使われてきたもの。

高雅な香りで心を落ち着かせ、女性特有の不調や気分のムラなどを優しく癒してくれます。香りの良いものというのは、漢方医学的に、気の巡りをよくし、さまざまな「滞り」を解消するとされてきたのだそうです。

余分を一切含まない天然生薬100％の「天然漢方の入浴剤」は、その時必要な効果をダイレクトに感じさせてくれます。一日の終わりに、贅沢なほど生薬たっぷりのやわらかなお湯を味わう至福をお楽しみいただければ幸いです。

こちらでは入浴剤の原料である生薬の特徴をご説明します。効能等に関しては漢方として服用した場合のもので、入浴剤の直接的な効果ではありませんが、参考までにご覧下さい。

■　厚朴（コウボク）　
モクレン科の植物ホオノキの樹皮。体を温める、気を巡らせる作用のある生薬です。他に期待できる効能としては、鎮痛、沈静、抗菌作用など。半夏厚朴湯、平胃散などの漢方薬にも使われてきました。
■　沈香（ジンコウ）
東南アジアなどの熱帯地方に生息するジンチョウゲ科の常緑高木で、代表的な香木の一つです。降気、止痛、止嘔などの効能があり、体内を温めて痛みや吐き気を止めるのに用いられます。沈静、イライラなど女性の更年期症状の対策にも用いられる生薬です。
■　川弓（センキュウ）　
セリ科の多年草　漢方では婦人病の要薬とされているそうです。血液の流れをよくし、体を温める作用があるとされています。補血、強壮、鎮静、鎮痛薬として貧血症、冷え性、生理痛などに用いられます。
■　甘草（カンゾウ）
マメ科の多年草。生薬として、漢方では暖和作用、止湯作用がある。漢方ではもっとも基本的な薬草の一つで、「国老」とも称されました。喉の痛みや、喉を鎮める効果があり、肝機能障害、アレルギーに有効であるとされています。

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