わざわざでは商品選定基準を設け、食と生活それぞれの面で心からよいと思うものを販売しています。今日は環境問題から生まれた、なぜか臭いが消える消臭剤「きえ～る」シリーズを展開する、北海道北見市の環境大善さんをご紹介します。

環境大善さんのはじまりは、創業者である窪之内覚会長がホームセンターで店長を勤めていたころから始まります。お客様から「ペットの糞尿のにおいを消せる消臭剤がない」と相談を受けていました、同じ頃、酪農家の方から「園芸の活性剤になるから」と一つの液体が持ち込まれます。

それは「川に流れてしまっている牛の尿を、微生物で分解した液体」でした。たしかに園芸で使えそうなのですが、試しに使っているうちにその液体から臭いがしないことに気が付きました。それではと色んな臭いにかけてみたところ、理由はわからないけれど生活の中で感じるイヤな臭いが消えていきます。しかも、咲いている花や芳香剤などのにおいは消さないことがわかりました。

そこから機関による検査を経て、肌に触れても飲んでも問題ないことがわかりました。こうして無色透明の液体として加工し、生まれたのが「きえ～る」です。

処分に困っていた価値のない牛のし尿に、微生物を加え分解することで無害化させ「きえ～る」という商品に新しく生まれ変わり、結果として価値があがり市場に回す。し尿を資源として買い上げることで酪農家の収益になり、製造過程で廃棄物も出すこともなく循環させることで、持続できる循環の仕組みを「アップサイクル型循環システム」と呼びます。この循環を通じて皆が豊かになり、環境をより良いものにする取り組みです。

作る人が使う人のことを、さらにその先の環境のことまで考えて作られた環境大善さんの天然成分100％「きえ～る」シリーズ。ぜひお試しください。