八つの県に囲まれた長野県。海がなく、周りには標高3000m級の山々が連なっています。きれいな水、澄んだ空気、朝晩の気温差のおかげで、りんごをはじめとする果物や高原野菜など農産物の宝庫です。豊かな大地と確かな技術が生み出す、選りすぐりの品物の一部をご紹介します。

椿井木工舎のコーヒーメジャースプーンは、すくう部分の縁が金属のスプーンように薄く、シャープであることが特徴です。鳥のセキレイよりモデリングされ、「ワグテイル」と名付けられた形は、使いやすさと美しさを両立しています。実はこの商品は、「セラーメイトにコーヒーメジャースプーンも一緒に入れて保管したい」という、わざわざ姉妹店「問tou」のオーダーに応えていただき完成したものです。

素材は、ウォールナットとチェリーの2種類。どちらも自然オイル塗装で仕上げています。コーヒー豆の油分が染み込んで、経年変化していく様子も楽しめます。

長野県東御市にあるガラス工房 橙は、くるみを使ったガラス製品を中心に取り扱う工房です。東御市の特産であるくるみの殻を、燃やした灰をガラスの原料と混ぜ、溶かして使うことで、淡い緑色になるのです。

くるみガラスシードルグラスは、縁がぽってりと厚口で、とても口当たりがいいグラスです。お水はもちろん、シードルやワインを注げば、その口当たりと美味しさで幸せな気持ちにさせてくれます。

たてしなアップルは、蓼科山から流れる清らかな水と寒暖差の大きい気候、粘土質の土壌に育まれ、抜群の晴天率を誇る長野県立科町にあります。旬のりんごを味わえるのは数カ月限りですが、たてしなアップルの果肉入りりんごジュースは、安定した美味しさを一年中味わえます。

自社農園で穫れた立科産完熟りんごの皮と種・芯を残し、丸ごとすりつぶしているため、りんごの食感を感じながらフレッシュな味わいを楽しめます。果肉のしゃりしゃりした食感を、ぜひお試しあれ。

わざわざのある東御市で、自家製の無添加ソーセージやハムを味わえるビストロ、ソーセージハム男。一度聞いたら忘れられないのはその名前だけでなく、信州豚のおいしさを生かし、保存料などの添加物を一切使わない自家製ソーセージも。

肉のうま味を引き出すハーブやスパイスと、出汁を活かした製造をしているため、一口ごとに旨みを堪能できる深い味わいが生まれます。冷蔵・冷凍便でお届けするため、お好きなタイミングで召し上がれます。

この他にも、わざわざでは実際にメーカーに足を運び、ものづくりにおける想いや製造工程に触れながら、長野県ならではの「いいもの」を数々取り扱っています。豊かな自然が生む食べ物や工芸品を、ぜひご自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。

2022年わざわざで販売個数が多かったものを、衣・食・住カテゴリからランキング形式でご紹介。2023年のお買い物の参考にしてみてください。