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【ブランド解剖】ふきんに込められた伝統

ストア:パンと日用品の店 わざわざ掲載日:2023/05/10
300年の伝統を今に受け継ぐ、中川政七商店。全国の800社を超えるメーカーとものづくりに取り組み、丁寧な仕事が生み出す日本の工芸品を世に送り届けてきました。

初代の中屋喜兵衛は、当時武士の礼服「裃(かみしも)」などに使われていた「奈良晒」の商いを始めます。明治維新を境に奈良晒の産業が衰退すると、9代目中川政七が風呂上がりの汗取りや産着などを開発。その後も10代目中川政七が自社工場によって奈良晒の商売を再建するなど、歴代の当主たちは時代にあわせて工夫しながら、中川政七商店というブランドを作り上げてきました。

作り手と使い手をつなぐことで日本の工芸を元気にし、次の100年につなげる思いでものづくりに取り組んでいます。
落ち着いた色味で使いやすい。それぞれの色には花の名前がついている
落ち着いた色味で使いやすい。それぞれの色には花の名前がついている
中川政七商店|「彩り豊かな」花ふきん
中川政七商店|「彩り豊かな」花ふきん
880円
鮮やか過ぎず、落ち着いた色味の彩り豊かな6色から選べる、花ふきん。吸水性に優れた「蚊帳生地」を使っており、わざわざのオンラインストアや実店舗でも定番品です。

蚊帳生地とは、目の粗い平織りの生地で、奈良の伝統工芸品です。その歴史は古く、応神天皇の時代(西暦270~312年)に、中国の呉から渡来したとも言われています。
薄手なのに、丈夫な蚊帳生地。通気性も抜群
薄手なのに、丈夫な蚊帳生地。通気性も抜群
かつては、夏の夜に蚊を避けて眠るために欠かせなかった蚊帳。現代では、ふきんを始め、農業でかける寒冷紗(かんれいしゃ)など、先人の知恵が詰まった蚊帳生地はさまざまな製品に活かされているんですよ。

中川政七商店の花ふきんの蚊帳生地は、奈良県にある「大和織布」で作られています。シャトル織機でゆっくり織り上げることで、粗い目を一定に保ち、ふくらみのある生地ができあがります。
大きめサイズなのでお弁当もふんわり包めます
大きめサイズなのでお弁当もふんわり包めます
丈夫な二枚重ねで58cm×58cmの大きめサイズのため、食器拭きやお手拭きタオルとして使い、少しクタッとしてきたら台拭きや雑巾へおろすといった使い方で、長く愛用できます。

中川政七商店ポップアップイベントを問touにて開催中!

「中川政七商店 企画展 | 暮らしを愉しむ、道具店」

●期間:5月3日(水/祝)~5月29日(月)
●問tou (長野県東御市八重原1807-1 芸術むら公園内 憩いの家)
●営業時間:10:00~17:00(GW期間中は休まずに営業します)

台所道具や調味料、衣服、文具など中川政七商店で扱う商品490点が並ぶイベントです。初日の5月3日には、中川政七商店で働くスタッフの方が在廊されます。ぜひ足をお運びください。

【皆はこれを買っていた!】わざわざ売れ筋ランキング

こちらの記事ではみなさんのお手元にたくさん旅立って行ったわざわざの人気商品をランキング形式でご紹介。ぜひお買い物の参考にしてみてください!
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ストア紹介

パンと日用品の店 わざわざ

パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る

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