タラスキンボンカースは南伊豆の南端を拠点に活動する近藤拓也と北田啓之のデザインユニット。
その暮らしの中から見出した「愛らしいモノ」「きちんと使えてうれしいモノ」を身の回りの素材を使ってカタチにしています。

TARP プレイスマット。

漁船の帆や荷覆い布をヒントに作られたこのTARP プレイスマットは、ブルーストライプのパイピングといい、サイドに縫い付けられたハトメのテープといい、どこか海を感じさせるデザインです。

デニム素材でできた、厚手でしっかりしたつくり。普段使いはもちろん、ピクニックランチにもピッタリです。

tarasukin bonkersの二人が作業をするときに使用している小さくてがっちりとしたエプロン。

厚手のデニムで作られているのでヒラヒラせず、しっかりしています。裾さばきもいいので動きやすく、一日中つけていられるエプロンです。料理にも、DIYにも、ガシガシ使えます。

紐の部分は、昔から漁師さんが使うロープを編む技法できれいに編まれています。昔から使われている技法や手法ならではの美しい合理性が感じられます。

たとえば、ハトメにつながっている部分は「アイスプライス」という編み方を、腰に巻く部分のロープの端は、
「バッグスプライス」という編み方を使っています。

首に引っ掛ける部分は、アジャスタブルになので、女性でも男性でも、調節してご使用できます。

カラフルなパイル地の布巾。

もともとは、大好きだったパイル地の服をばらして布巾にしたことがキッカケ。着古した服はよく拭けて、とても丈夫な布巾に変身。

そんな使い込んだ布巾のように何度も何度も洗いを掛けて使い込んだような仕上がりを再現しました。

服をばらして作った時と同様にすこしいびつですが、しっかり厚手で、よく水気をふき取る多用途に使える便利な布巾が完成。

大小の2枚セットでお届け。台布巾としてだけでなく、ポットホルダー、ランチョンなど様々な用途に合わせてお使いください。

クマの針刺し。

ひとつひとつ手縫いで丁寧につくられるクマをモチーフにした針刺しです。

手縫いのため、クマの顔のカタチや柄が少しずつ全部異なります。共通しているのは、とぼけたようなクマの顔。目にはデザイナーが少しずつ集めた古いボタンを使用しています。

クマの中材には、針通りをよくするために南伊豆で採れるゴマを入れています。

流木と汎用ロープのホウキ。

ブイを結んだり、船を係留したりするときに使う海に浮く黒いロープやトラックの積み荷を縛るときに使う麻のロープなど波止場などでよく使われるロープを使って作られています。

ごくありふれたこのような汎用的なロープですがバラバラにほぐして何度も丁寧に櫛をかけるとサラサラのきれいなホウキに。

浜辺で見つける小枝の流木は、砂と波に洗われてすべすべとした手触りです。手に馴染む自然な持ち心地です。

束ねた汎用ロープを括り付ける金具や引っ掛け用のループの革ひもなど細部へのこだわりが感じられます。

便利な都会暮らしだったtarasukin bonkersの二人が買い出しに車が必須な伊豆での暮らしをスタートさせた際、作ったトートバッグ。

都会の生活のように、今日は何を作ろうかと考えながらの夕食の買い物ではなく、最寄りのスーパーまで片道30分掛かるため一週間分の食材をまとめて買い出すといういままでにないライフスタイルに。


地場の野菜や牛乳やたまごなどもちろん1週間分を買い出すのでたっぷり食材が入れることができ、しかも潰れなく運ぶことができる、そんなバッグが欲しいとまさに生活環境から生まれた丈夫で使い勝手のよいバッグです。

家あった帆布をもっとも簡単な形に裁断、シンプルに縫い合わせ、バッグの周囲には家の修理で使用していた
ペンキをほつれ止めとして塗り、端材の構造用合板を底板に入れたらペンキで縁取られた箱のようなトートバッグが完成。

底板があるので、 ワインボトルや牛乳パックなどを安定していれることができます。取り外しも可能です。

ひとつひとつ、高温の釜底に沈めて染める手法を使って染められた、手染めの小さなバッグ。

伊豆の暮らしから抽出された、懐かしみのある色味を3色ご用意しました。色と風合いの独特なニュアンスがお楽しみいただけます。

まるで使い込まれた漁村の帆布のように、無骨でありつつ、たおやかな表情をもった特別感のあるバッグです。

また、ロープワークを取り入れた取手など海辺モチーフ取り入れるところがタラスキンボンカースならでは。

幅と奥行きを絞った小さめのスマートなスタイルで、スマホと必要最低限のものだけ入れてちょっとそこまでのお出掛けや散歩のときにちょうど良いバッグです。