北海道北見市発・100%天然成分の消臭剤 きえ～るは、いい香りはそのまま残し、嫌な臭いだけを消す消臭液です。「え！？」と驚くかもしれませんが、本当です。この驚くべき消臭剤を、お子さまの自由研究に取り入れるのも面白そうですね！

きえ～るは、なぜそのような効果があるのでしょうか。まずは、誕生までのストーリーをご紹介しましょう。

きえ～るを手掛ける環境大善は2006年に創業し、牛の尿を乳酸菌や酵母菌などの微生物で分解した環境に優しい製品を開発しています。
時は遡ること1998年、環境大善の創業者・現会長の窪之内覚さんがホームセンターの店長を勤めていた時、北見市の酪農家さんから、牛の尿からできた液体の再利用の相談を受けたそう。当時、畜産業が盛んな北見市では、公害の元となっている牛の尿を再利用できないか試行錯誤が繰り返されていました。

窪之内さんがその液体から園芸用の肥料を開発したところ、作物の育ちに大きな効果を確認。それと同時に、その液体から臭いがしないことに気づきました。
そこで、その液体を身の回りの物に吹きかけてみると、ペットの糞尿をはじめ、生ごみ、排水溝、トイレの悪臭などのあらゆる臭いが消えてしまったのです。複数の大学による検証の結果、効果と安全性は科学的に実証されています。

・香りでごまかさない／無香。嫌な臭いだけに反応し、いい匂いは消さない
・使いやすい消臭液／素材を傷めない。無色透明なので布ものにも色がつく心配がない
・天然成分100％／ペットや小さなお子さんがいる環境でも安心

きえ～るは、実は臭いを消すというより、嫌な臭い（＝腐敗臭）を発生させないメカニズムを備えています。

私たちの身の回りでは「発酵させる菌」と「腐敗させる菌」が栄養を含む有機物を取り合っています。腐敗させる菌がくっつくと、腐って嫌な臭いが発生するのですが、きえ～るは、腐敗させる菌が有機物に手を出せないように誘導してくれます。
そのため、環境大善では、消臭剤ではなく「バイオ活性水」と呼んでいます。その効果は仮設トイレの消臭にも使えるほど。長野県上高地のキャンプ場や山小屋でも利用されています。
ポイントは、「腐敗させる菌が有機物に手を出せないように誘導」ということ。つまり、花本来の匂いなどよい香りは消さないのです。

室内用と謳っていますが、室内だけでなく、ペット・車内・衣類・靴や帽子などさまざまな場所や物に幅広く使えます。
お子さんと家の中や周りの臭いが気になるものに吹きかけて、臭いが消えるか消えないかの研究をしても面白いですよ。吹きかけた直後や1時間後、1日後などに臭いをかいで、いつ臭いが消えたのかを調べてみるのも、立派な研究になりそうです。

自由研究に取り組みながらお部屋の消臭にもつながります。もちろん、自由研究以外の日常生活でもご活用くださいね。