こんにちは！『ferm LIVING Stories』のお時間です。

今回は 9月にお届けしていた ferm LIVING の故郷、デンマーク・コペンハーゲンのおすすめスポットの紹介の続きです。時間がたっぷり空いてしまったので、ぜひ前回の内容も読み返してみてくださいね。

Lille Blå は、コペンハーゲンのベスト・ワインバーの１軒として有名だ（店内は以前この場所にあったペンキ屋に敬意を表して、濃いロイヤルブルーに塗られている）。

コペンハーゲンの美しい街並みの中にあるこのバーは、忙しない１日の終わりにワインを一杯味わうには完璧な場所だ。Lille Blå はバイオダイナミック農法のオーガニックワインを専門としており、厳選されたつまみとともに、グラスまたはボトルで提供してくれる。

ぜひ外の席に座ってこの美しい近隣の風景を楽しむか、北欧風の素敵なインテリアで設えられた店内でワインを楽しもう。

Hart Bageri はコペンハーゲンでも名の知れた店で、伝統的なデンマークの焼き菓子の楽しさと多国籍料理の斬新さを組み合わせたできたてのケーキやパンを提供している。

以前は Noma でシェフをしていた Richard Hart が手がけたこのお店は、舌の肥えたデンマーク人たちを満足させることで有名だ。店内の両脇には座席があり、完璧に焼き上げられたおいしそうなパンやケーキが並んでいる。
口の中でとろけるカルダモン・クロワッサンは夢のよう味だし、バター風味の生地とスパイスの効いた完璧なソーセージロールは、きっとあなたもハマるだろう。

Bispebjerg地区の中心部に、そびえ立つ建物がある。グルントヴィ教会だ。
表現主義とゴシック建築が融合したこの教会は、1927年に建てられ、伝統的なデンマークデザインの要素とモダンなデンマークデザインの要素の両方が取り入れられている。印象的なファサードは、万華鏡のような色ガラスや高くそびえ立つアーチの内装に勝るとも劣らない。

常に静かな雰囲気は街中の喧騒から休息を与え、印象的な建物を味わうための穏やかなひとときへと私たちを誘う。真向かいには Bispebjerg墓地の入り口があり、美しくて広々とした墓地では、インスタグラムでも有名な桜並木が年に一度、そのあたり一帯を桜色に染め上げる。

大勢の人々が歩行者天国となった通りをぶらぶらと歩きながらラウンドタワーに向かっているのだが、その人々の多くが有名なランドマーク目当てではないことに、もしかするとあなたは驚くかもしれない。
コペンハーゲンで最も象徴的なその建物のすぐ隣に、この街で最高のホットドッグスタンドがあるのだ。

100％オーガニックの食材を使用した DØP-pølsevognen では、お肉を食べる人、ベジタリアン、グルテンや乳糖を受け付けられない人、ヴィーガンなど、すべての人に向けてホットドッグを提供している。
「トースト・ホットドッグ」を注文すると、お好みのソーセージを熱々のバンズに挟み、ケチャップ、粗びきマスタード、レムラード・ソース（※1）、ピクルス、生玉ねぎとロースト玉ねぎを散らした一番人気の組み合わせが味わえる。

※1：マヨネーズにマスタード、ピクルス、ケイパー、ハーブなど混ぜたもの。

Kuglegården 1-5 は、絵のように美しい運河や風変わりなハウスボート、そして未開のクリスチャニアに挟まれた歴史的建造物である。この壮麗な建物は1770年に遡り、もともとはデンマーク軍の武器庫として使われていた。

2019年、私たちは1,900平方メートルのリノベーションに着手し、その結果、ferm LIVING のすべてが詰まった宇宙（ユニバース）が誕生した。1階には、親しみやすくて刺激的で、オーセンティックかつカジュアルな雰囲気のブティックがある。ferm LIVING の全コレクションをはじめ、ヴィンテージのオブジェ、観葉植物、ライフスタイルグッズ、本、ホームアクセサリーなどが並ぶ。

居心地の良い FL Coffee Bar でコーヒーを楽しみつつ、インテリアの夢の実現を手伝ってくれる熟練のスタイリング・エキスパートにぜひご予約を。


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いかがでしたか？

Lille Blå はコペンハーゲンっ子に人気のお店で、よくおすすめにも挙がってくるので、もしかするとご存知の方もいるかもしれませんね。わたしは訳しながら、「絶対次行ったら DØP-pølsevognen に行ってホットドッグ注文するぞ！」と固く心に決めました（笑）。

年末年始はこれを読みながら、コペンハーゲンの街を散策している気分になっていただければ嬉しいです。


それでは、また来年！


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