春夏からはさらりと１枚で着ても、レイヤードにも凛とアクセントになる色合いとシルエットのインディゴリネンシャツワンピース。まだ寒い今の時季は、ニットやジャケットとのレイヤードにも映えます。重ね着した際のポイントになる襟や袖、きれいなインディゴブルーがアクセントに。シャツボタンの開ける数でもワンピース全体のバランスを変えれます。ウエストでベルトマークしても◎ 前開きのシャツタイプなので、軽いロングカーデや大判のショール代わりに羽織りとしてプラスするのもおすすめです。

Antiquitésというブランドができた当時から続いているインディゴコレクション。コレクションごとにブルーのトーンが少しずつ違って同じブルーがない定番インディゴリネン。サイズ感も小さかった当初のものはブランドネームも違っていたり、今でもコーディネートに合わせて着続けています。

↑ 着ているシャツワンピースは当時のもので、着丈やシルエットバランスも最新のワンピとは違います。プライベートでもいろんな着方をしていますが、展示会やイベントにも必ず持っていく１枚です。いろんな国、土地の方々との思い出あるインディゴリネン。どれも当時着ていたときよりさらに色落ちしましたが、色あせるというよりは年月かけて自分の色に変わっていくようなニュアンスです。長く着て色落ちしなくなってきたクタクタのインディゴリネン、白や淡い色に重ねたい日に◎ 着すぎて生地が薄くなったリネンもチクチク補強したり、アメリカで乾燥機に入れて縮んでしまったリネンもオーバーシャツ感覚で羽織って着たり、、、同じインディゴでも自分にとって１枚ずつ色のトーンも風合いも違っていて、コーデや季節に合わせて選んで着ています。

インディゴ染料で染められたリネンワンピースです。摩擦や洗濯による色落ちもします。着始めて色落ちが落ち着くまでは色移りがありますので、濃い色との重ね着をおすすめします。ブラックとのコントラストでインディゴの深みのなかに明るさもあるブルーのトーンが映えます。色落ちというデメリットがありますが、さらに着て洗ってをくり返しインディゴリネンならではの経年変化も魅力です。ヴィンテージのインディゴのような深みと明るさを兼ね揃えた美しい発色。同じくトーン違いの様々な色合いのインディゴやデニムとのグラデーションのようなカラーコーデも素敵です。着て洗ってをくり返し色落ちが落ち着いてきましたら、自由なカラーコーデをお楽しみください。

新しいインディゴを着るときは新鮮な気分になります。着始めは肌が青くなったり重ねる服への色移りなど…… 気を使うこともありますが、デメリットの分、インディゴならではの経年変化が魅力です。