忙しかったり、疲れていたり、
ちょっと面倒に感じがちな保湿。

でも、保湿が お肌を整える 以上の効果をもっていることをご存知ですか？

コロナウイルスのニュースも途絶えず、不安な毎日。
予防のためにお部屋の加湿や除菌などは取り組んでいる方が多いと思いますが、それに加えて「肌を保湿すること」がウイルス・風邪対策にも繋がることをご存じでしょうか？

特に冬場は、空気の乾燥が風邪の要因に‥とよく言われるので、
室内の湿度を管理したり、うがいや水分補給をこまめにされている方も多いはず。

それと同様に "肌を保湿する" ことで、肌荒れ対策はもちろん バイ菌やウィルス対策にも繋がるんです。

お肌を保湿することで、なんで風邪菌やウィルスから身を守れるのか？というと、
肌のもつ「バリア機能」という働きが関係してきます。

ここで少しだけ、バリア機能についてお話ししますね。

「バリア機能」とは

○ 肌の水分蒸発を防ぐこと
○ 外部の異物や刺激からお肌を守ること

この2つの役割をもつ肌の機能を「バリア機能」と呼んでいます。

肌の‥と聞くとどうしても顔肌を思い浮かべてしまいますが、もちろん顔肌に限った話ではなく、全身の肌(皮膚)に言えること。当たり前ですが、私たちのカラダは全身、皮膚で覆われているので肌は私たちの体の中で最も広い面積を持ち、ウィルスなどの外敵が入ってこないように、まさに全身をバリア！し守ってくれています。

つまり バリア機能 がしっかりと整っていれば、
お肌もカラダもウィルスなどの外敵から身を守れる(=悪さをさせない)ということですね♩

そんな頼もしいバリア機能ですが、手の洗いすぎやアルコール除菌、乾燥‥などなど様々な理由からバリア機能が低下してしまうと、肌の表面がひび割れて、ザラついてしまいます。

このザラついた肌、というのは デコ凸・ボコ凹 と隙間が空いてしまっている状態なので、
この隙間からバイ菌やウィルス、はたまた花粉などなど‥がスゥっと入り込んでしまうんです。
(これが乾燥肌や肌トラブルの要因にも繋がるのですが、今回はグッと我慢‥)

このこまかーい隙間に入りこんでしまったウィルス。
ザラついてデコボコとした肌の隙間に引っかかっていたり、ひっついていたり‥で、厄介なことになかなか落ちてくれません。

そう、つまりはバイ菌やウィルスが肌に入ったままになってしまうんです。

この肌に付着したウイルスが手や口を通じて体内に入り込み、風邪の要因となってしまう…
ということで、「肌のバリア機能」を低下させないためにも "保湿ケア" が大切なんです！

バリア機能が整っていれば、
お肌はツルっとなめらかな状態なので外部の刺激を弾いて、肌を守ります。

その整ったバリア機能を保ち続けるために《こまめな保湿》が重要なんです。

ウィルス対策、を考えるとまず守りたいのが手肌。
時期柄、手洗いや除菌を積極的にするからこそ荒れ気味なカサカサ手肌になりがち。
手は無意識に目や鼻、口元を触ってしまうことも多いので、しっかり保湿ケアをしてあげたい部位です。

手を洗ったら、ハンドクリームを。
お水を飲んだら、指先にバームを。
オフィスの乾燥対策に顔肌も手肌もお化粧水を‥。

など、日ごろのルーティンにプラスすることで、こまめな保湿ケアを習慣に。
お肌にも嬉しいウィルス対策。今日から"保湿"を意識してみてはいかがでしょうか？