「ひざっこパンツ」の誕生秘話とその特徴

ストア:entwa掲載日:2020/12/05
「ひざっこパンツ、名前がかわいい」とよく褒められるこのパンツ。
ひざの部分がふんわり膨らむ形が特長の、風の栖の定番パンツです。
今回は改めて、ひざっこパンツはどうやって生まれたのか、ひざっこパンツシリーズにはどんな種類があるのかをご紹介します。

靴の接客から生まれた、ひざっこパンツ

ひざっこパンツは姉妹店「NAOT」の靴の接客から生まれました。
風の栖でNAOTの靴を接客していた頃、お客さまの足の状態を見るために、両膝を折り曲げて、床に近いところまでしゃがむ動作を繰り返していると、どんなパンツも膝の部分が “ぽこん” と出てしまっていたんです。

そんなパンツを見ながら、
『膝がぽこんとならなくて動きやすく、シルエットが崩れないパンツが…欲しい!』
と思うようになり、そこから私たちのワガママをすべて叶えるパンツづくりが始まりました。
ひざっこパンツの特徴でもある膝部分のカーブ具合は何度も何度も調整しました。
ウエストラインがすっきり見えるようにゴムの幅や本数にこだわり、座ったりしゃがんだりしやすいように股上を深くとり、さらにシルエットがもたつかないように工夫したりと…

みんなで話し合いながら納得いくまでパターンを何度もつくりなおしました。
そして、とうとう理想のパンツにたどり着きました。
名前は「膝小僧(ひざこぞう)」から連想して、『ひざっこパンツ』に命名。
こうして、今では定番のひざっこパンツが生まれたのです。

3種類ある、ひざっこパンツ

モデル身長:162cm
モデル身長:162cm
私たちの「あったらいいな」が、そのまま形になったひざっこパンツ。
それからさらに、お客さまのお声を参考に新しい形が生まれ、今では3種類のひざっこシリーズがあるんです。

左から、ひざっこパンツ、ひざっこスリムパンツ、ひざっこパンツ・ロング。
それぞれ長さと形が違います。アップにしてみると…
左から、85cm、90cm、92cmと、丈感が少しづつ違っています。
ここでは、それぞれの特徴についてご紹介します。


まず、ひざっこパンツについて。

裾の部分はワイドな形で、長さは85cmと少しだけ短め。
足首がしっかり見える丈感なので、ブーツや靴下のおしゃれも楽しめます。
ワイドタイプですが少し内側にカーブしているので、足さばきがしやすくすっきり軽快に。
お次は、ひざっこスリムパンツ。
「フォーマルにも使える細身のパンツが欲しい!」というお客さまの声から生まれたパンツで、膝部分のボリュームはそのままに、裾にかけて細くなるスリムな形が特長です。
お次は、ひざっこスリムパンツ。
「フォーマルにも使える細身のパンツが欲しい!」というお客さまの声から生まれたパンツで、膝部分のボリュームはそのままに、裾にかけて細くなるスリムな形が特長です。
最後に、ひざっこパンツ・ロング。
「私の身長にはもう少し長かったら嬉しい」や「冬は足首を冷やしたくない」というお客さまの声から生まれたロングタイプで、裾はひざっこパンツと同じくワイドな形が特長です。
丈はひざっこパンツより7cm長い92cmで、足首まで隠してくれる安心感のある丈感です。
広がりすぎず程よいボリューム感があり、足をすっと長く見せてくれます。
冬はあたたかく、高身長さんにもおすすめな丈感です。
履いてみると、雰囲気がガラリと変わるのが楽しいひざっこパンツシリーズ3種。
身長や好みに合わせて、お気に入りを見つけてくださいね。
ストア紹介

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