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sisamの包む・届ける

ストア:sisam FAIR TRADE掲載日:2022/05/06

プラスチックフリー簡易包装

今日、世界をとりまく様々な環境問題は、待ったなしに私たちのライフスタイルの転換を求めています。
sisamの”オンラインストア”としても、できることを考えました。

皆さまに選んでいただいたお品物を、お手元にお届けするまで。
その「包む」「届ける」にも、皆さまと私たちの意志を形にしていきます。

その1つとして、できる限り地球環境への負荷を減らせるよう、「プラスチックフリー」の簡易梱包を始めました。
衣類などの柔らかい素材のものは、直接、配送袋に入れさせていただきます。
色移り等の恐れがあるものには、古紙等を間に挟ませていただく場合がございます。
また、選んでいただいた商品を大切に守るという大前提のもとですので、商品によっては、プラスチック0%での梱包ができないものも現時点ではございます。

それでも、リサイクル、リユースのものを使用したり、梱包袋や箱の形やサイズを変えてみたり、今できる限りの工夫を凝らしてお包みいたします。
作り手も、私たちも、同じ地球上に暮らす良き隣人(sisam)として。

その在り方を考え続けながら、できる行動を一つずつ、一つずつ。

まずは、プラスチックフリーが当たり前になる未来に向けて、その一歩を踏み出します。

※プラスチックありでの梱包をご希望の場合は、お買い物時の備考欄にて、その旨のご入力をお願いいたします。

ワンプ袋プロジェクト

ワンプというものをご存知でしょうか。

製紙会社から問屋さんへ大きな紙を届けるときに包むクラフトペーパーを印刷業界では、「ワンプ」と呼んでいます。
紙を取り出したあとの大量のワンプ。
本来そのまま捨てられてしまうものに、「オンラインストアの配送袋」として新しい命を吹き込むプロジェクトが始まりました。
協力をいただいているのは、京都の印刷会社「修美社」さん。

配送袋にも何かメッセージを込めることはできないかという私たちの声を拾い、一緒に形にしようと手を挙げてくれました。
紙の問屋さんから不要になったワンプをピックアップし、袋づくりができる状態まで整えていきます。

これがなかなか大変な作業。
紙を長年扱ってきた職人技が光ります。
そして次なるバトンを受け取るのは京都の「かしの木学園」さん。

かしの木学園では、障がいを持つ人たちが陶芸、縫製、パンづくりなどの”ものづくり”を通じて色々な仕事に携わっています。
今回のプロジェクトも、多くの利用者さんのものづくりの力が、心強いエンジンになっているんです。
一つ一つ鉛筆で印をつけて、折り線を引いていくところから。
ここから”折る”という作業が一番難しいそうです。
まさに難易度の高い、折り紙ですね。
最後の仕上げは、糊付け。
丁寧な工程を繰り返し、一日で作れる量は、15~20枚ほど。
頑丈で、どこか味わいのあるワンプ袋の完成です。
まるで数珠繋ぎのように、たくさんの人の知恵や工夫、想いが足されて、足されて。
アジア各国の生産者が作った衣服や雑貨を、この袋に包み、皆さんのもとへお届けできることを嬉しく思っています。

ワンプ袋を手にとってくださった方は、その向こうにある"誰か"の存在を感じていただけたら幸いです。


※数に限りがありますので、全てのお品物をお包みできない場合がございます。予めご了承くださいませ。
ストア紹介

sisam FAIR TRADE

「フェアトレードのある暮らし」 インドやネパールで、人の手のぬくもりを宿しながら丁寧に作られた衣服。 フィリピン山岳地帯で森林農法により育てられたコーヒー。 ものの背景とつながることで、日々...もっと見る