見る人によって、何に見えるかが変わってくるような、不思議な絵です。
グラフィックデザイナー・イラストレーターの、川原真由美さんが、旅先で出会った一枚の岩。

―「山登りを初めて10年、ようやく憧れの雲ノ平に行くことができました。
　ここは北アルプスの最奥地で、たどり着くまで２日もかかる奥深いところです。
　周囲を3,000m級の山々に囲まれた広い溶岩台地に、
　春は高山植物の花畑、秋は草紅葉が広がり、それはもう夢のようなところなのです。
　歩き出して2日目、そろそろ雲ノ平の山小屋に着くころ、
　登山道のとちゅうでおもしろい模様の一枚岩を見つけました。
　その大岩にはパッチワークのように細かい切れ目の入っていて、自然が作り出す創造性に見入ってしまいました。」―

水彩タッチで柔らかく捉えられ、そっと色を乗せられた、大岩。
硬柔のコントラストが、その存在を、いまここではないどこかであるもののように感じさせてくれるかのようです。

ラフに、さりげなく、自由に。
布1枚のアートで、お部屋を飾りましょう。

紙のように折れたり破れたりする心配もありません。

絵と余白のバランスを考慮して、大は横長、小はスクエアというサイズオプションになりました。
お部屋のスペースや飾り方に合わせてお選びください。