お酢（京酢加茂千鳥）に、うす口醤油と柑橘果汁を加えた「合せ酢 甘露千鳥」。すし酢ではなくポン酢としてお使いいただけます。

鍋もの料理にはもちろん、ほうれんそうなどの野菜の和え物にも。また、焼魚に少しかけてもおいしく召し上がっていただけます。特に、鮎や秋刀魚の塩焼きにおすすめです。

このほか、甘露千鳥に塩コショウとオリーブ油を加えれば、魚介類のサラダに合うさっぱり味のドレッシングに。水気をかるくしぼった大根おろしに甘露千鳥をかけ、蒲鉾やイクラと和えてみて。これだけで簡単なおつまみが一品できあがります。

わざわざでは、すし酢やポン酢など各メーカーの酢を取り扱っています。ぜひ各種お試しいただき、ご自身にとってちょうどよいものをお探しいただけたら嬉しいです。

村山造酢は、江戸享保年間（1716〜1730年）の創業からおよそ300年の歴史を持つ京都の老舗です。

海から遠い京の町では昔から、食材の保存には酢が適しているとされてきました。また、元禄時代の書『本朝食鑑』には「酢は近畿、特に京・伏見を良しとする」という記述があるなど、酢は京都にはなくてはならない調味料となります。

創業当初、村山造酢は酒、味噌、醤油を商っていたものの、酢の製造を開始。以来、京料理に合う「千鳥酢」の醸造元として、今も歴史が続いています。

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