世界でたったひとつのモノづくり-がま口ポーチ編-

ストア:nunocoto掲載日:2019/07/15
お気に入りのものを作って余った布、
一目惚れして買った布、ソーイング好きのおうちには、きっとたくさんあると思います。

一般的に、売られている布の幅は110cm。
お洋服をはじめ、好きなものを作ったりすると、その3分の1くらいが、余ります。

この、3分の1にも満たない34cm×34cmでできる布小物の作り方をシリーズでお届けします。

第10回の今回は、コロンとしたフォルムがかわいいがま口ポーチです。

がま口ポーチのパターン(型紙)

がま口ポーチの材料

※仕上がりサイズ:がま口による

■各パーツのカットサイズ(ぬいしろ込)
・外布:がま口に合わせた大きさを2枚
・内布:がま口に合わせた大きさを2枚
・がま口口金:1個
・紙紐:口金の2倍程度の長さ(口金とセットになっている場合は不要です) ・ボンド:布と金属を接着できて細めのノズルのもの
・ペンチ ・さし込み器具、もしくは目打ちやマイナスドライバーなど ※型紙『基本タイプ』のとおりの寸法にカットしてください。

がま口の作り方

【作業時間】30分 レベル★☆☆

1.布を縫う

外布パーツと内布パーツをそれぞれを中表に合わせ、ぬいどまりのところに印をつけます。
底を丸くしたい場合は、筒形のものなどをガイドにしてチャコペンで描いてカットします。
中表に合わせた状態のまま、クリップなどでとめます。
ぬいどまりから下の部分をぬいしろ1cmでぐるっと縫い合わせます。
返し縫いをしっかりして下さいね。
外布パーツと内布パーツ、両方とも縫い合わせました。

2.外布と内布を縫い合わせる

ぬいしろを3mmくらいにカットします。ぬいどまりのところはぬいしろ1cmのままにします。
外布パーツと内布パーツを両方とカットしました。
ぬいしろをアイロンで割ります。
ぬいどまりのところがぴったりと合わさるように内布パーツと表布パーツを中表で合わせ、クリップなどでとめます。
口の部分をぬいしろ1cmで縫い合わせます。返し口をつけるのを忘れないようにしてくださいね。
ぬいどまりの部分はこうなります。
ぬいしろを3mmくらいにカットします。返し口のところはぬいしろ1cmのままにします。

3.返し口をとじる

表に返して形を整え、返し口にアイロンをかけて折り目をつけます。
折り目をつけたら返し口をとじます。口金がかぶさって見えなくなるので、端の部分を直線縫いでOKです。

4.口金をつける

本体パーツの中央にチャコペンで印をつけます。
紙紐を口金に合わせて切っておきます。
口金の溝にボンドを入れていきます。はみ出たら拭き取って下さいね。
口金の中央と印をつけた本体パーツの中央を合わせ、目打ちなどで中に押し込んでいきます。
内側から紙紐を押し込んでいきます。
紙紐が口金からはみ出そうな時は、押し込む前にカットします。
外側から形を整えます。
キズつかないようにあて布をして、端の部分をペンチでしめていきます。

がま口ポーチが完成

ボンドが乾いたら、がま口ポーチの完成です。
リップやハンドクリームなどのコスメポーチや、ちょっとおでかけするときのお財布代わりになったりと、便利でかわいいがま口ポーチ、ぜひお気に入りの布で作ってみてください。

nunocoto のテキスタイルで、
世界でたったひとつのモノ、作れます。

nunocoto fabricには、現在、500種類以上の布があります。
ここでしか手に入らないオリジナルデザインが豊富です。

nunocoto fabricのハギレセットは、
「北欧」と「小さめ柄」をテーマにした34cm×34cmのハギレがランダムに4種類入っています。

世界でたったひとつのモノづくりに役立てていただけたら幸いです。
ストア紹介

nunocoto

ベビー&キッズのソーイングキット専門店「nunocoto」と、デザイナーズファブリックの通販サイト「nunocoto fabric」です。もっと見る

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