1897年、今から126年前に岡山県笠岡でうまれた石田製帽。
瀬戸内海の明るくおだやかな風土で、モノ作りをするのは、 4代目にあたる4人の兄弟妹たちです。

美しいスタイルの帽子のファンになった私たちは、 作り手の工房を見たくなり、岡山を訪ねました。
そこでわかった事は、「帽子と人と土地」への想いの深さ。
この事がステキなモノを生みだす力なのだと思いました。

どうぞ、手にとり感じてください。
晴れの日がもっと楽しくなるはずです。

「セルビーフェドラー」は、つばが広めでクラシカルな印象ですが、
中折れタイプは、かぶる人を選びません。 気軽にかぶれる帽子です。

被ったときのシルエットも美しく、いろいろなコーディネートも楽しめます。

細かく丁寧に編み込まれた帽子は、かぶるだけで品のある印象に。
普段の装いをより輝かせてくれます。

「帽子はあくまでも身につけている装いを引き立てる脇役」ととらえる石田製帽。
主張しすぎない、スタンダードなスタイルは、石田製帽の特徴でもあります。

「軽く、しなやかで、かぶりやすい。」
しっくりとくるフィット感と、心地良いかぶりやすさは格別です。

手作業による丁寧な仕上げにより、肌にあたった時のチクチクもありません。
長時間かぶっていても、疲れにくいので、夏のお出かけには欠かせない存在になります。

100年を超える長い歴史の中で培われた、国内トップクラスの縫製技術。
帽子には一般的に極細のいわれるブレードよりも更に細い、2.5～3mmのブレードを加工・縫製しています。

極細のブレードは、大変な手間と技術が必要とされますが、よりしなやかで軽く、頭に馴染む帽子が出来上がります。

・ブレードとは…編んだり組んだりしたテープ状の紐のこと

美しい帽子作りには欠かせない大事な要素でもある上質な素材。

「セルビーフェドラー」は、極細のペーパーブレードを使っています。
紙の繊維にポリエステルなどを混ぜることで、麦わら帽子の風合いを出しながら、肌触りのいい帽子になります。

耐久性の高い素材と丁寧な縫製で、丈夫で型崩れもしにくいです。
日頃のちょっとしたお手入れと、きちんとした保管で、 お気に入りの帽子を、長く愛用いただけます。

サイズ調整ができるので、自分にピッタリのサイズ感でかぶれますよ。
少し大きく感じた方は、アジャスターを使って小さくできるので調節してみてくださいね。

【頭のサイズを正しくはかりましょう！】

①サイズを計る為には柔らかいメジャーを使います。
かぶる位置（額から耳の付け根より、上に約1cmを通り後頭部の出っ張った部分まで）にメジャーを一周させます。
※あみだかぶりなどの場合は前髪の付け根から耳の上を通り後頭部までメジャーを回して下さい。
こちらの方が前のサイズより多少サイズが大きくなります。

②実際に帽子をお選び頂くにはお測り頂いた実寸より0.5cm〜1cmほど大きいものをお選びください。


【おすすめのサイズ感】
一般的にかぶり心地の良いと言われている帽子は、かぶった状態から指が一本から二本はいるくらいと言われています。
（ぴったりサイズを好まれたりゆったりサイズを好まれたりとかぶり手のお好みによって異なります。）

【汗をかいた日のお手入れ】
①帽子の内側の黒リボンの部分を、固く絞ったタオルで、トントンと汗をたたき出す。（染み抜きをするように）

②さかさまにした状態で陰干しで乾かす。
※吊す、掛ける、ドライヤーで一気に乾かしたりすることは厳禁です。（形が変わってしまう原因になります。）

【濡れてしまった時のお手入れ】
帽子は、本来、水には弱いアイテムです。雨で濡れてしまった場合は、形を整えて陰干しで乾かしてください。
市販の消臭スプレー等は肌に合わなかったり、変色の恐れもございますのでご注意ください。

【ファンデーションが付着してしまったら】
①比較的軽い程度のものは、ぬるま湯に付けて絞ったタオルでふきとる。
取れにくい場合は、うすめた中性洗剤等がおすすめです。

②汚れを落としたら、形が崩れないよう陰干しで乾かす。

【帽子表面の汚れが気になったら】
天然素材の軽い汚れは、乾いた布で丁寧に拭き取ってください。
洋服ブラシ等で、定期的にほこりを取るためのブラッシングをすることも効果的です。

①陰干しで乾かす。（水分が含まれたままだと、帽子そのものが痛んでしまう原因となります）

②つばの根元から上につばを上げ、 箱や紙袋に収納し、日陰で湿度の低いところで保管をする（ビニール袋等は湿気がこもることもありますので控えてください。 ）

麦わら帽子等の天然素材は、無理な取り扱いや激しい乾燥により割れる場合もございますので、ご注意ください。

素材の特性と生産の工程上、ブレードの一部が多少出てしまうことがございますので、あらかじめご了承ください。

気になられる場合は、縫製の糸を切らないように、ハサミで飛び出た箇所を切っていただいても問題ございません。

モニタ環境によって色の見え方が実物と異なる場合もございますので、あらかじめご了承下さい。