春は「麦踏み」の季節。
麦踏みとは、早春の寒い時期に麦の芽を足で踏む作業のことで、
麦特有の管理作業です。
一生懸命芽を出した麦を踏む?!とはじめは驚きましたが、
踏んで当然茎が折れ曲がったり、傷がついたりすることにより水分を吸い上げる力が弱まり、
麦の水分量が少なくなることで、寒さや乾燥に強くなるのだとか。。
いやぁ~スパルタです。。
また、苗が傷つくことにより、「エチレン」というホルモンが発生し、
茎が太くなり、丈夫になるそうです。
踏まれて強くなる麦。
健気で力強いですね。
いつも何気なく食べているパンも、そんなことに思いをはせながら頂きたいと思いました。
2024/04/13